さて、iPhone Dev Programにはしばらく前から登録されており、これまでtouchを使って遊んでいたのだけど、iPhone実機が手に入ったので、作りかけていたWiFiモニターをiPhoneで動かしてみた。
キーノートで話題になっていたCoreLocationサービスを使うのだけど、WiFiしか使えないtouchですら、かなり正確に場所を示してくれていた。iPhoneにはGPSも搭載されているので、より正確な位置に加え、高さも取得できる。
もともと、WIDEプロジェクトのWiL用アクセスポイントデータをiPod touch/iPhoneで収集しようとして作りかけたもので、あとは登録部分さえ作れば、それなりに使えるものになりそう。
問題はむしろ、これをどうやって配布するかということになる。App Storeで配布できるのかなぁ。一応、作ってはならないアプリケーションの条件には合致しないと思うのだけど。
残念なのは、プログラムのソースコードを公開できないこと。詳細を述べることはできないが、締結したNDAに抵触する行為となる。Xcodeを用いた、Mac用のソフトウェアには、このような制限はないようなので、いずれNDAの内容が更新されることを期待したい。情報交換ができる方が、開発者のスキルも向上するし、よりよいソフトウェアが作られると思うから。